Y.Kさん 社員インタビュー

個人プレーからチームプレーへ
上司が身をもって教えてくれた

Y.Kさん
事業企画部 事業戦略
技術
工学研究科 電気工学

インタビュー

個人プレーからチームプレーへ
上司が身をもって教えてくれた

卒業研究に取り組む中で、簡単な電子回路を自作して、それが思い通りに動いた時の喜びが原点にあります。この時に、『モノづくりがしてみたい。自分の作ったものが世の中で役に立てばなおさらうれしいんじゃないか』と思い、メーカに絞って、色々な会社を見学しました。その中で、職場の雰囲気が良さそうだったこの会社を志望しました。
また、会社見学の時に、『電子回路だけではなく、構造設計やソフト設計など、自分が望めば色々なことにチャレンジできるよ』と言われたことも興味を持ったきっかけだったと思います。

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技術とお客様をつないでいく事業戦略が今の私に合っている

現在は事業企画部事業戦略グループに所属し、社会の動向、お客様の要望、競合他社の動向など、さまざまな要因を分析して、会社が取り組むべき事業の戦略を立てています。私は無線通信分野と直流電力分野を担当しています。
当社はスマートメーターをメインに製造していますが、電力だけではなく水道やガスのメーターも取り扱っています。無線通信分野では、これらすべてを一つにまとめることができないかと考えています。つまりメーターのIoT化ですね。当社はベースとなる通信技術を持っており、なおかつ接続部分の開発にも取り組んでいますので、優位性をもって進めていくことができると思っています。直流電力分野では、直流である太陽光やEVが家庭に普及していますので、これらの計測ニーズをマーケティングしながら今後を検討しているところです。どのような動向になるか現段階では明確になっていませんが、いずれにせよ、社会やお客様のニーズを具現化するのが、私たちに課せられた使命だと考えています。
事業戦略を担当するようになり、実は設計職よりも自分に向いていると、最近になって実感しています。間違いを絶対に起こさない細かな業務が向いている人材は、上には上がいるもので(笑)…私はもっと大枠をとらえて技術とお客様をつないでいく、そんな役割が合っています。お客様から何か相談されると、頼りにされている証なのだと自負しています。

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会社初!男性社員の育児休業取得

数年前に子どもを授かり、事前に双子であることが分かっていましたので、半年間の育児休業を取得しました。おそらく、男性の育休取得は私が初めてだったのではないかと思います。
ちょうどそのころはたくさんの業務を抱えている状況でしたので、周囲の反応がとても心配でした。蓋を開けてみるとそんな心配はよそに、会社や上司が休暇までのステップや引継ぎの段取りなどを前向きに進めてくれました。これには驚きとともに、とてもありがたい気持ちでいっぱいでしたね。
現在の業務である事業戦略グループへの異動も復職がきっかけでした。育児中の遠距離通勤が大変だろうと、当部門がある東京事務所へ通勤できるようにというご配慮からのものです。結果としては、自分にとても合っている業務だと感じていますので、二重の感謝です。
休暇中は大変だった記憶ばかりで、よく言われる『貴重な体験』だとか『楽しかった』という思い出はないのですが(笑)、夫婦で協力して育児に関わることができました。いまも急な発熱などでお休みをいただくことがありますが、チームのみんながサポートしてくれるので何とかやりくりできています。本当に感謝しています。

休日の過ごし方など

ありきたりですが、家族で過ごしています。よく行くのは公園で、子どもと一緒に遊具で遊んだり、石ころ拾ったり、虫を探したり、鳥を追いかけたり…。子どもがもう少し大きくなったら、一緒にキャンプ行きたいと思っています。気が早いですが、『ヒロシのぼっちキャンプ』を録画して今らかチェックしています。

[画像]休日の過ごし方など

メッセージ

自分の学生時代を振り返ると、当時は「自分は何がしたいのかわからない」「単位はとったものの、理解できているのか自信がない」「自分の強みってなんだろう」「工学は自分には向いてないんじゃないか」などネガティブな思いが渦巻いていました。
ただ、卒業研究を通じて、目的意識や課題感をもって物事に打ち込む楽しさや醍醐味を味わうことができ、それからネガティブな意識が少しずつ変わっていった気がします。
皆さんにも、ぜひ何か目標を決めて取り組むことをお勧めします。そんなに仰々しく考えなくてもいいです。自分ができそうなことから始めるだけで、そこから何かが変わってくると思います。

[画像]メッセージ
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